• さいたま市中央区にある医療法人泉仁会ハートクリニックです。当クリニックでは、高血圧症・脂質異常症・糖尿病・慢性腎臓病などの生活習慣病や不整脈・心臓弁膜症・心不全・心筋梗塞・狭心症などの循環器疾患や睡眠時無呼吸症候群などの診断と治療を行っています。
  • 新型コロナとインフルエンザの同時流行に備え、厚生労働省は発熱外来のひっ迫を避けるため、発熱しても重症化リスクが低く、新型コロナの抗原検査で陰性だった場合には、オンラインや電話での診察を呼びかけることを検討しています。
  • 厚生労働省の専門家会合ではインフルエンザが例年より早く流行し、新型コロナと同時に流行して、発熱外来がひっ迫することへの懸念が示されています。
  • これを受けて厚生労働省が検討している対策では、発熱などの症状が出ても重症化リスクが低い人はすぐに発熱外来を受診せず、まずは自宅などで新型コロナの抗原検査を受けてもらい、陰性の場合にはオンラインや電話での診察やかかりつけ医など、発熱外来ではない医療機関の受診を呼びかけるとしています。
  • 詳細につきましてはこちらをご覧ください。
  • この提言に沿って、当クリニックでは、以下の通りの手順にて新型コロナとインフルエンザの同時流行に対して対応を取っていきたいと思います。また、新型コロナウイルス:抗原定性検査キット(ロシュ・ダイアグノスティックス;医療用検査薬として認可された製品)に関しましては、”発熱外来”をご希望された方に提供いたします。
  • まず、最初に感染症を防ぐためには、各々の疾患に対する抗体を作るという事が基本となります;インフルエンザ予防接種(現在はA型2種類とB型2種類の混合ワクチン)ならびに新型コロナ予防鵜接種を受けてください;
  • これで感染症予防は可能ですが、100%防ぐことが出来るという訳ではありません;万一、発熱した時には”新型コロナ”なのか”インフルエンザ”なのか、どちらの感染症も咳や咽頭痛や鼻汁などの上気道感染症状を来すため、自覚症状だけでは区別はつきません;
  • そこで、当クリニックでは”発熱外来”オンライン診療をしたうえで来院して頂き、新型コロナ抗原定性キットをクリニック入口にてお渡しし、自宅に持って帰って頂き、ご自身で検査を実施して頂きます;実施方法のパンフレットは来院時にお渡しし、もし陽性であった時には、64歳以下の方は埼玉県のホームページ上に開設された申請窓口にて自己申請を行っていただきます;もし、処方が必要な時には来院時に処方箋を御渡しいたします;
  • 新型コロナ抗原定性キットが陰性と判明した場合には、通常の上気道感染症に対する内服薬に加えて、希望によりタミフルの様な抗インフルエンザ薬の処方をいたします;また、重症化リスクの高い方で新型コロナPCR検査が必要と思われる場合には、唾液を使った検査を実施したします;
  • 最近の報道では、インフルエンザと新型コロナの診断が同時にできる迅速抗原検査キットを国の方で用意しているという事ですが、患者さんの自己診断は認められていないので、院内で実施することになります;鼻腔から検体採取自体が感染のリスクとなるので、当院では実施することは困難だと思います;

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